ロック式(ろっくしき)
ロック式
ロック式とは、駐車スペースの地面に設置されたロック板(フラップ板)が、車両の入庫後に上昇し、車の移動を制限する仕組みの駐車場です。車を停めるとセンサーが車両を検知し、一定時間後にロック板が上がり、出庫時に精算機で料金を支払うとロック板が下がって車を出せるようになります。
【メリット】
- 不正出庫の防止:ロック板が車両を固定するため、料金未払いでの出庫を防ぎます。
- 設置コストの低さ:ゲート式に比べて設備が簡素で、初期投資が抑えられます。
【デメリット】
- 車両への影響:ロック板の上昇により、車体の低い車や不注意な運転で車両に損傷を与える可能性があります。
- メンテナンスの必要性:ロック板の故障や摩耗により、定期的な点検や修理が必要です。
このように、ロック式駐車場は不正出庫を防ぐ効果が高く、都市部の小規模な駐車場で多く採用されていますが、利用者の安全性や車両への配慮が求められます。