2段方式(にだんほうしき)
2段方式
2段方式とは、1台分の駐車スペースに2台の車両を上下に収容する機械式駐車装置のことです。限られた土地を有効活用できるため、都市部や駐車スペースが限られている場所で多く採用されています。
【メリット】
- スペースの有効活用: 1台分のスペースで2台の駐車が可能となり、土地の利用効率が向上します。
- コスト削減: 平面駐車場を増設するよりも、建設費用や維持費用を抑えることができます。
【デメリット】
- 入出庫の手間: 上段の車を出庫する際、下段の車を移動させる必要がある場合があります。
- 車種制限: 装置の構造上、高さや重量に制限があり、一部の大型車や特殊車両は利用できないことがあります。
このように、2段方式は都市部での駐車場不足を解消する手段として有効ですが、利用時の手間や車種制限などの点も考慮する必要があります。
また、駐輪場(自転車)用に【2段式サイクルラック】という設備もあります。